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怒変態大往生
性懲りもなく、後編、やらかしてしまいました。

一応、こちらの前編の続きになっておりますので、未読の方はそちらを先にお読み頂いた方が
楽しめるかと思います。
今回も例によって

・ガチ百合
・百合エロ
・真大崩壊
・伊織大崩壊
・筆者大崩壊(←いつものこと)
・合作相手も大崩壊
完全に18禁だこれw

ですので、上記の言葉に何だかヤバイ物を感じた方は、
このエントリはお読みにならない方が得策と思われます。

以下、格納先で・・・



伊織と真は民宿の青畳に二人並んで正座している。
二人とも表情は神妙である。

プロデューサー、川井 桂(かわい かつら)はそんな二人の前で胡坐をかいている。
表情は苦り切り、目線は険しい。
PV撮影ロケ初日終了後、そんな状態がかれこれもう1時間以上続いている。
撮影日程を一日棒に振ってしまったのだから無理も無い。
理由はアイドル2名の寝不足。
何故寝不足になったかは・・・
まあ、明け方近くまで色々頑張っちゃったからとだけ書いておく。

二人とも、反省はしているようなのだが、
桂が理由を訪ねても口籠るばかりで対応も決められず、
かといってこのままにも出来ず・・・と言うわけで時間だけが無為に過ぎていた。
眉間に皺を寄せつつ、桂が重い口を開いた。
「真は俺たちとこの民宿に、伊織はホテルで女性スタッフと泊まってもらう。
・・・いいな。」
その言葉に伊織が血相を変える。
「嫌よ!何でそんなことしなきゃいけないのよ!」
「あのねぇ伊織、俺たちはここに遊びに来てるんじゃないんだぞ、
撮影初日からアイドルがあんな調子でスタッフの士気も下がってる。
それぞれに監視役でもつけなきゃ、誰も納得しないだろう。」
桂の反論に、息巻いていた伊織も再び沈んだ表情で横を向いてしまう。
「・・・真もそれで良いな?」
桂の確認に、真は思いつめた顔を上げ、口を開いた。
「・・・嫌です。伊織と離れたくありません!」
桂にしてみれば、素直に頷くと思っていた真からの思わぬ反駁に目を丸くした。
「いや、真、そうは言っても、このまま何もせずに明日以降の撮影には
入れないのは判ってるだろう?」
「確かに今日の撮影を台無しにしちゃったのはいけないことです。
でも、伊織は僕の大切なパートナーなんです。もし皆が怒ってるなら
僕が皆ひとりひとりに謝って、絶対に明日からの撮影成功させます!
お願いします!」
そこまでを言うと、真は手をついて畳に擦り付けるように頭を下げた。
あっけにとられた桂だが、少し考えるふうをすると、
伊織に視線を向けた。今度は君の番だぞ、と言うように。
伊織も驚いた顔で真を見ていたが、桂の視線に気付くと
「う・・・わ、私も頑張るから・・・頑張りますからお願い!
・・・じゃなくてお願いします!」
真に倣って頭を下げた。

桂が口を開く。
「本当に皆に謝るんだな?」
「はいっ!」
「うん・・・は、はいっっ!」
真剣な表情の二人に桂はやれやれといった表情を浮かべ、携帯を手に取った。
「・・・ああ、春雨か?俺だ。ちょっと皆を集めてくれ。
真と伊織から皆に話したいことがあるそうだ。ああ、それじゃ10分後に
・・・皆が納得するかは判らんが、兎に角、謝ってみろ。俺も一緒に謝るから」

同夜、ホテルの一室。
結局、3人で必死になって謝って、スタッフの快諾とまでは行かないが、
何とか二人一緒に宿泊できるようにはなった。
ただし、今度同じ事が起きたらデュオの存続も考えると、
桂にきつく釘を刺されはしたのだが。
食事と風呂が終わると、真はさっさとベッドに横になってしまった。
伊織は一寸寂しそうな顔でベッドの上で枕を抱えて座っている。
ホテルに戻ってから、真はあまり口を聞いてくれない。
態度も何だかそっけなくて、少しぐらい相手してくれても
いいじゃない、という不満と寂しさが伊織の心を満たしていた。
「・・・まだ起きてるの? 早く寝ないと、明日からは撮影強行軍だよ」
布団の中からくぐもった真の声が聞こえた。
「・・・え?、だ、だって・・・」
寂しくて何だか寝付けないという言葉を伊織は飲み込んだ。
言葉を飲み込んだ分だけ、寂しさはむしろ募ってくる。
「・・・おやすみ・・・」
このまま沈んでいても仕方ないと、伊織も布団に潜り込んだ
傍に居てくれれば良いと、無理やり自分を納得させる。
流石に睦み会おうなどと思っては居ない、でも、少しでも触れ合っていたい。
このロケが終わるまでの辛抱だと自分に言い聞かせた。
と、背後から強い力で抱きすくめられた。
(え!?)

「まったくもう・・・情けない声出しちゃって・・・」
「まっ・・・まことぉ!?」
うなじに真の息遣いが感じられる。
「こうしてた方が寝られるの!?」
「えっ!?・・・べっ別に平気よ!。お子様じゃあるまいし!」
素直にうんと頷けない自分が嫌だとは思うのに、つい意地を張ってしまう。
「そう・・・ごめんね」
ため息にも似た言葉とともに、体にかかっていた力が、緩む。
あわてて発した言葉は自分でもびっくりするほど必死な響きだった
「まっ・・・まって!」
「え!?」
離れようとしていた真の動きが止まる。
「その・・・いいわよ・・・このままで・・・」
「別に嫌なら離れるけど!?」
「私が良いって言ってるんだから!・・・はなれないでよぉ・・・」
腕の中で体を廻らせて真の顔を覗き込む。
「こうしてるだけで気持ちいい・・・ゆっくり寝られそう・・・」
真の腕の中で呟く。
「僕もだよ、伊織・・・って違うから!伊織があんまり寂しそうにしてるから
かわいそうだなーって思っただけで
僕も寂しくて寝られそうに無いとかぜんぜん考えてないからね!」
「・・・ふふっ、そうね、そういうことにしときましょ♪。
お互いにね、・・・おやすみ、真」
真の胸に顔を埋め、背に手を回す。
「・・・もう・・・おやすみ、伊織」
お互いの体温を感じながら、二人は穏やかな眠りについた。

同日同刻、某所での会話
「あ・・・小鳥さんっすか?川井です・・・
いや、実はロケ日程を一日延ばして頂きたく・・・
あ、いや、何とか経費は切り詰めますから!
え、予算超過分は、給料天引き!?そりゃ殺生ですよ!
いやいやいや!そんな小鳥さんに・・・小鳥様に逆らうような真似は断じて!
全力で業務に邁進致しますです!ハイ!」
携帯電話に向かって必死に哀願する桂の姿は、なんだか笑えた。
合掌。

結論から言うと、その後のロケはトントン拍子で進み、
何とか当初の日程で終わらせることができた。
原因はアイドル2人。
細かい説明は省くが、まあ本当に2人で色々頑張っちゃった、とだけ書いておく。
ロケ終了になった時、桂が感極まって漢泣きしたのは言うまでもあるまい。
涙の理由が何であるかはさておき。

同日夕刻、ホテルの一室。
伊織は少々困っていた。
(何で真は全然口聞いてくれないのかしら・・・)
ホテルに戻って以来、何だか思いつめたような顔でずっと黙ったままなのだ。
何度か声をかけてもまるで上の空。
撮影が終わって、桂たちと一緒に居たときは上機嫌で一緒に喜んでいたのに。
「ねえ・・・ねぇってば!」
最初は疲れたせいなのかと心配していたが、何度声をかけても何も反応が無いのを見ると
だんだん腹が立ってきた。
真正面に立ち、肩を掴んで揺さぶる。
「・・・ねえ聞いてるの ま こ と !」
「うわぁ!いっ、伊織!」
よほど自分の世界に入っていたのか、真は心底驚いた表情で目を見開いている。
「もう・・・ずっと黙ったきりでどうしたのかと思ったわよ・・・」
「ごっ、ごめん・・・ちょ、一寸疲れちゃってね・・・へへっ・・・」
何故か顔を赤らめて言い訳をする真を見ていると、
何だか可愛いと思うと同時に悪戯心がわき上がってくる。
伊織は何故か真の前に仁王立ちすると、腰に手を当てて宣言した。
「ごめんと思うなら、真、私と一緒にお風呂入って私の背中を流しなさい!」
「う、わ、わかったよ・・・ってええええええ!?無理無理無理!」
伊織の話を良く聞いていなかったのか、
適当に受け応えした後に、何を言われたのか認識したらしい。
真っ赤になって首をぶんぶん振っている。
「何よ!、私とお風呂入りたくないっての!?」
あからさまな拒絶の言葉に流石にカチンときたのか、
伊織は眉間にしわを寄せて真に詰め寄った。
「い、いや、入りたくないって訳じゃ、むしろ入りたいって・・・いや違うし!」
何故かは判らないが、随分テンパった様子の真を見て、
伊織は にまあっ とチェシャ猫の笑いを浮かべると
「まあ良いわ、わかったって言った以上、責任とって一緒に入ってもらうわよ!」
と、それ以上有無を言わせず真を露天風呂まで引っ立てていくのであった。

カポーン

で、露天風呂。
真は大変に困っていた。
自分の隣に伊織がいる、しかも裸で、
それだけでも頭が茹で上がる事態だと言うのに、こっちの胸中を知っているのか、
ぴったり体を寄り添って色々話しかけてくる。
さっき、上の空で話を聞いて突っ込まれただけに、
きちんと受け応えしなきゃとは思うのだけど
伊織に視線を向けると、その、色々と見えて、目線を逸らしたくない様な
逸らさなきゃいけない様な複雑な想いに囚われてしまう。

(伊織・・・ボクよりむね、おっきいんだ・・・)
目を泳がせつつも見るところは見ているらしい。
「・・・でね、あいつったら・・・なのよ・・・」
(かわいい唇・・・ルージュなんて引かなくてもきれいだな・・・)
「・・・ってまた聞いてるの ま こ と!」
「はっ、はいいいいいいいいいいいいいっ!!」
少しむくれた表情の伊織だったが、
「にひひっ!まあいいわ、さあ約束どおり背中、流してよね!」
悪戯っぽい笑みを浮かべて洗い場へ真を引っ張っていく。

(いおり・・・肌もしろくてきれい・・・)
ぼんやりとタオルに石鹸をつけながら思う。
(中学生なのに、ボクよりもずっと女らしいもんな・・・)
「あんまり強くやんないでよ!、玉のお肌が傷ついちゃうんだから!」
「う、うん・・・わかったよいおり・・・」
ぼんやりと答え、背中を流そうと伊織に触れる。
その肌の柔らかさが、
薄桃色に上気した肌の色が、
上げた髪からのぞいたうなじが、

真の中の何かを、

粉々に

壊した。


「・・・・・・ま、まこと?」
いきなり後ろから抱きしめられて、伊織は戸惑った声を上げた。
「・・・いおり・・・すべすべしてやわらかい・・・ボクよりむねおっきいし・・・」
「ちょ・・・どうしたのよまこと・・・ってふにゃあっ!?」
伊織を抱きすくめていた腕が胸をまさぐる。
思いもよらないほど柔らかいその感触と伊織の反応に、
真の情欲はこの上なく滾る。
乳首をつまみ、さらに乳房の形が変わるほど強く握り締める。
「ひっ・・・いっ、痛っ!まこと、ちょっと!・・・むぐっ!!」
あまりの痛さに抗議しようと後ろを振り向くと、それを待っていたかのように
唇をキスで塞がれ、そのまま床に押し倒された。
押し倒されても、真の唇は伊織から離れない。
前歯を食いしばって、舌が入るのを拒む伊織だが、真は胸と太股に指を走らせる。
「・・・っはぁっ!・・・むぐっ・・・」
思わず漏れた嬌声と吐息、それを逃さず真は舌をこじ入れる。
伊織の舌に絡み、口内を蹂躙する。
交じり合ったお互いの唾液を啜り、唇から顎先まで舌を這わせた。
首筋を強く吸い、そのまま胸へと真の舌は降りてゆく。
乳房の感触を楽しみ、乳首を甘噛みする。
「ふふ・・・固くなってる・・・いおりもかんじてるの・・・!?」
痛みと真の変貌で混乱しきった伊織の耳に届いたその声は、

およそ真のそれとは思えない、欲望に塗れた下卑た声だった。

(こんなのまことじゃない・・・怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いこわいこわいこわいこわい
こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこ
わいこわいコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ
コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ
コワイコワイ!)

「嫌あっ!」
そんなに大きな声を出したわけではない。
恐怖で咽喉は引きつって、悲鳴は蚊の鳴くようなか細い声だった。
でも、その声と、それに気づいて顔を上げた真の目に映った伊織の表情は
情欲に爛れた真の頭に冷水をかけるに充分だった。
真の体が凍りついたように動きを止める。
「嫌・・・いやぁ・・・」
少しでも離れようとにじり下がる伊織、その表情は声と同じ様に恐怖に引きつっている。

(え・・・なんでそんな顔するのいおり・・・ボク、いおりのことが大好きで・・・
ボクのしたことって・・・いおりのしてくれたことと違うの?)

そんな伊織の顔は見たくなかった。
何も言わず、真は浴場から駆け出していく。

伊織は一人取り残された。
身を起こし、洗い場の鏡に背中を預ける。
ひやりとした鏡のガラスの感触に千路に乱れた心も落ち着いていく。
堪える間もなく伊織の目から涙があふれる。
何故涙が出るのかは伊織にも判らなかった。
拭っても拭っても涙は止まらない、
もって行き所の無い感情のままに、嗚咽は暫く止まらなかった。


伊織が部屋に戻ると、真はベッドの上にうずくまっていた。
伊織の気配を察して視線を向けるが、伊織と目が合うとすぐに目線を逸らし、
膝の間に頭を埋めてしまった。
流石に声を掛け辛く、所在無げにベッドに座る。
「・・・うっ・・・ぐずっ・・・」
押し殺した嗚咽が聞こえてきた。
(もう・・・!泣きたいのはこっちのほうよ・・・ったく世話が焼ける王子様だわ!)
伊織は真の前に立った。
「真」
「・・・」
名前を呼ばれてビクッと肩を振るわせる真だが、顔を上げようとはしない。
「こっち見なさい。でないと、嫌いになるわよ。」
伊織の言葉に真はさらに大きく肩を震わせたが、やがて、おずおずと顔を上げた
涙と鼻水でくしゃくしゃになって酷い顔だったが、
さっきの怖い顔よりもずっといいなと伊織は思った。
「もう・・・酷い顔ね」
穏やかな声で話しかけ、慈しむ様に両頬を手で包み込む。
「真・・・・」
柔らかな笑みを浮かべて真に話しかける。
その表情のまま、頬に当てていた手にぎゅっと力を込めた。
「・・・っつうううう!ひふぁいひふぁいふぃふぉり!(痛い痛い伊織!)」
「怖がらせて、ごめんなさいって言いなさい」
「・・・!ふぃうふぃう!ふぉめんなふぁい!ふぉめんなさい!
(言う言う!御免なさい!御免なさい!)」
「本っ当にそう思ってる!?」
「ふぉもってふぁふ!ふぇんなふぉほふぃてふぉんとにふごめんなふぁい!
(思ってます!変な事して本当に御免なさい!)」
頬を抓られたまま器用に涙目で謝る真。
その必死な表情に、
「ハイ、よく出来ました!」
思いっきり抓った頬を引っ張りながら真を開放した。

「ひどいよ・・・あんなことして・・・」
まっかっかになった頬をさすりながら真がぼやく。
「あのね、それ以前に酷いことやったのは誰なの!?」
たちまちしおしおとうなだれる真。
「もう!そこで落ち込んだらもう一回やるわよ!」
「う・・・それは勘弁」
きつい表情を今度こそ柔らかな笑顔に改めると、伊織は真に寄り添うように座った。
「真・・・気持ちは嬉しかったけど、あれじゃ女の子はびっくりするわよ」
「ごめん、・・・だって伊織があんまり可愛くって・・・つい・・・」
「え・・・」
「毎晩一緒に寝ていて、撮影のためだからって我慢して・・・今日全部終わったら
もう我慢しなくていいと思ったら、なんだか変な気持ちになっちゃって・・・」
「だったら、もっと私をその気にさせてからにしてよ・・・あんな真は嫌・・・」
伊織の目からまた、大粒の涙が零れる。
その涙を真は指で拭い取った。
「ごめんね・・・ねえ・・・キスして、いい?」
「仕方ないわね・・・次からはもっとその気にさせてからにしてよ・・・」

「・・・んっ」
軽く唇を合わせるだけのキス、
それをもう、何度繰り返しただろうか。
唇を重ねるたびに、体温が一度上がっていく様な、
ふわっと浮き上がるような感覚が体につき上がってくる。
全力でダンスした訳でもないのに、呼吸は勝手に荒くなり、鼓動は早鐘を打ちっ放し。
顔を離して腕の中の伊織を見る。
真の目線に気づいたのか、顔を上げ、自然と目と目が合った。
その目は潤み、頬は風呂場で見たときの様に薄桃色に上気している。
軽く開いた唇は濡れた輝きを放ち、荒い息をついていた。
衝動に任せて荒々しく唇を奪う。
唇の隙間に舌をこじ入れると、それを待っていたかのように熱い舌を絡ませてきた。
互いに舌を絡ませ、お互いの唾液を味わう。
(あたまが・・・からだが・・・あつい・・・もっと・・・いおりを・・・)
抱きしめていた腕を解き、胸に触れる。
「ひゃんっ!」
指先が軽く触れただけなのに伊織は大きく体を震わせ、真から体を離した。
「あっ・・・ごめん・・・痛かった?」
あわてて伊織に向き直り、謝る真、
よほど先程の事が堪えているのか、涙目で必死に誤る姿は
傍で見ている分には笑いを誘ったかも知れない。
「あっ・・・違うのよ!・・・あんまりかんじちゃって・・・その・・・」
そこで伊織は口篭った。目を伏せ、恥ずかしそうに指をこね回す。
「・・・もうやめちゃうの?」
「えっ?・・・・・・ううん、そんなわけない・・・」
一瞬の逡巡の後、真は素早く伊織を抱きよせ、悪戯っぽく微笑んだ。
「今の一言でボクおかしくなっちゃったかもよ?」
「・・・いまだったらいいよ・・・このままじゃ・・・胸が爆発しそう・・・」
「じゃ、爆発しちゃおっか?」
「えっ?・・・んっ!」
素早くキスで唇をふさぐと、パジャマの隙間から手を入れる。
乳首を軽く弾き、包み込むように触れる。
「っはぁ!・・・まことぉ・・・かたほうだけじゃ・・・」
答える代わりにパジャマの前をはだけさせ、両手で胸を愛しむ。
その間も、互いに舌を絡ませあう淫猥な水音は続き、いつの間にか、
伊織も手を上げ、真の胸に手を這わせていた。
ベッドの上で膝立ちになり、互いの体を押し付け合って求めあう。
やがて、自分の身体を貫く感覚に耐え切れなくなったのか
伊織は糸の切れた人形のように、どさりとベッドの上に倒れ伏した。
「はーっ・・・はーっ・・・あっ・・・」
荒い息をつき、時折、身体を震わせる。
自らの身体をかき抱き、足を固く閉じていた。
「どうしたの?」
真が後ろから身体を寄せ、耳元に囁き掛ける。
言葉とともに熱い吐息が吹きかけられ、
そのたびに頭の中がちかちかするような感覚が伊織を襲った。
「・・・んっ・・・こわいの・・・きもちよすぎちゃって・・・
このままじゃ・・・わたし・・・もう・・・おしまいにしましょ?」
目を瞑ったまま、独り言の様に言葉を紡ぐ。
「だぁめ」
「・・・え!?」
その、真の言葉で背筋に寒気が走る。
否、身体はいまだ火照った様な感覚が続いているのに、
意識に氷の棒を突き通されたような感覚とでも言えば良いのか
真の吐息を感じて蕩けそうな意識を叱咤し、真の方に身体を向ける。
「ま、まことぉ・・・?」
「言ったでしょ・・・おかしくなっちゃったって・・・
言ったことの責任は取ってもらわないとね・・・」
目を細め、にぃっと笑う真、

そのかおはとってもこわいのに
でも、そんなまことはとてもきれいで、
目をそらすことも、逃げることも、声を上げることもできない。
真が私の服を脱がせようと手を伸ばしてくる。
もう、私は真のされるがままになるしかないんだと、それだけは理解できた。

半ばはだけられたパジャマのボタンを外し、胸を晒す。
「ふぁっ・・・」
胸に舌を這わせ、軽く乳首を噛む。
左手は伊織の身体に回し、右手は胸から臍をつい、と撫でる。
そこから太股を撫で上げ、股間へと触れた。
「パジャマの上からでも判るなんて・・・伊織はおませさんだなぁ・・・」
「そっ、そんなこと言わ・・・ひゃん!」
パジャマの布地越しに軽く撫で上げただけなのだが、それでも十分な刺激だったらしい。
伊織の身体が大きく跳ねる。
真の手が、その隙をついて素早くズボンの中に滑り込み、蠢く。
「・・・っあっっはあっ!」
真の指の動きに併せ、伊織の身体は跳ね、あられもない声を上げていく。
そのリズミカルな動きに、伊織はあっけなく昇りつめ、
「・・・っっあはっああああああ!」
一際身体を仰け反らせ、股間から暖かい液体を飛び散らせた。
「あ・・・まこ・・・とぉ・・・ご・・・めん・・・」
精根尽き果てた顔で、それでも、何を自分がしたかはわかっているらしい。
潤んだ目で、侘びの言葉を口にする。
そんな伊織の目の前に、真はびっしょりになった右手を差し出して、
「汚れちゃったよ・・・いおり・・・舐めて綺麗にしてくれる?」
その笑顔と声はとても優しいのに、伊織はそのことばを怖いと、
そして、その目とその声には拒むことが出来ないと思った。
真の手を取り、舌を這わせる。
手のひら、手の甲と舐めとり、指を一本一本、口に含む。
自分が真の手を汚したという事実と、それを自分が舐めとっているという行動は
伊織の中の羞恥心をこの上なく刺激し、昇りつめたことで一度は消えたはずの
身体の疼きを再び燻らせ始めていた。
「・・・っぷあっ・・・」
親指を舐めるというよりは、しゃぶる様に口に含み、放す。
舌と指先の間につい、と唾液が糸を引き、すぐに消えた。
「伊織・・・気持ちよかったの・・・?」
真が顔を寄せ、囁きかける。
口を開くのも億劫で、頷きで肯定する。
「でも、僕、まだ物足りないな・・・伊織だけ気持ちよくなって・・・ずるい・・・」
その言葉に伊織はパジャマを脱ぎ捨て、生まれたままの姿で真にしなだれかかった。
「どうすればいいの・・・もう、からだがうごかない・・・」
「そのままでいいよ・・・」
真も裸になり、伊織の上に覆いかぶさる。
伊織の片膝を上げて、足を開かせ、お互いを重ね合わせた。
「っあ・・・はぁっ!」
「んっ・・・まことぉ・・・」
二人の嬌声と淫猥な水音が響く。やがてそれはいっそう大きくなり
二人は欲望のままに、もの狂わしく互いの身体を押し付け合い、振るわせ続けた。
「ああ・・・溶けちゃいそうだよ・・・いおりぃ・・・」
「わたしも・・・もう・・・こわれちゃうよぉ・・・まことぉ・・・」
やがて、唐突に終わりは来た。
「「・・・っっはあああっ!」」
互いに大きく仰け反り、一際強く互いを重ね合わせる。
一瞬の後、糸の切れた人形のようにベッドに倒れ伏した。
真は荒い息をつきながら、伊織を抱き寄せる。
耳に口を寄せ、掠れた声で囁いた。
「すきだよ・・・いおり・・・」
「わたしもよ・・・まこと・・・」
触れるだけのキスを交わし、まどろみに身を任せる。
互いの体温と鼓動を感じながら、二人は夢の世界に落ちていった。


数日後、765プロにて
ロケの苦労が報われたか、はたまた桂の手腕か、
新曲の売れ行きも好調で、真と伊織も忙しい日々を送っている。
とは言え、目の回るような忙しさも一段落し、今日の仕事が終われば
久々のオフが二人を待っている。
二人をねぎらう桂も上機嫌である。
「二人とも今日までよく頑張ったな、社長も今回のヒットで大喜びだそうだ
で、二人にご褒美をくれるって言うんだけど・・・どうする?」
その言葉に、真はしばし思案すると
「じゃあ、二人でどこか旅行に行きたいです!近場でもいいから!」
桂は一寸驚いたようで、
「それで良いのなら社長に話しておくけど・・・社長のことだから
せいぜい箱根の温泉宿が関の山だぞ? そんなんでいいのか伊織は?」
「まっ、真がそれがいいって言うなら仕方ないわねー」
伊織とは思えない反応に、一瞬怪訝な顔をした桂だが、
「ま、それでいいなら俺から社長に報告しておくよ。
本当にお疲れ様だったな、今日は上がっていいぞ」
と、気軽に答えて席を立った。

二人、連れ立って765プロを出る。
互いの手が触れ、どちらともなく手を握り合う。
口には出さないが、互いの想いはきっと一緒。
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comments
有毒水銀ときいて
これはいい!
真がアプローチへたくそなのがいいw
意識するとダメまっこになるのは基本だね。

でもなぜだ!
読んでてBLに思えたのはなぜだ!
襲い方が男っぽいからか!
なんかそこも真らしい。

だがあえて言おう。
こんなアイドルはクビだ!www
【2009/02/09 22:33】URL | cha73 #AHY.BPxA[ EDIT]
cha73さん>

>これはいい!
うお、有り難きお言葉!

BLに見える>
未だ変態力の研鑽が足りんと言う事ですね、精進しますw。

クビだ!>
ぶっちゃけ、仰せの通りですw。サーセンwww。

コメント、ありがとうございました!
【2009/02/09 22:46】URL | wingeddeath #QASEayg6[ EDIT]
罰として
見るがよい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6081639

我々の界隈ではご褒美ともいうw
【2009/02/10 08:35】URL | cha73 #AHY.BPxA[ EDIT]
Re: 罰として
> 我々の界隈ではご褒美ともいうw
罰じゃねえええええええええええええええええええwww
【2009/02/10 19:01】URL | Winged Death(春雨バナナ君P) #-[ EDIT]
please comment














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wingeddeath(春雨バナナ君P)

Author:wingeddeath(春雨バナナ君P)
B級シューター兼ニコマスPです。

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